ヴァンサン・リカール 有限会社ヴォルテックス

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ぽっちゃりリカールが造るさわやかビオワイン

Vincent Ricard.JPG

アンボワーズの醸造栽培学校を卒業、シノンのフィリップ・アリエやクロード・ルヴァスール(モンルイのフランソワ・シデンヌの叔父)で修行を積んだヴァンサンは、1998年以降テーゼ村のドメーヌに戻り父のアランとともに土壌の特長を生かしたワイン生産をするべく働いています。

シェール川沿い丘陵地に位置するドメーヌ・リカールは、5世代続くファミリードメーヌ。
17haを所有するうち12.7haはソーヴィニヨン・ブラン、他はガメィ、カベルネ・フランが植えられています。
南東向きの粘土石灰質土壌の畑で、自然環境を尊重したブドウ栽培を実践しています。
これまでも農薬や化学肥料など使用しない農法でブドウ栽培をしてきましたが、2013年に正式にエコセルトの認証を受けました。

収穫はすべて手作業、自然酵母での醗酵、酸化防止剤はソーヴィニヨン・ブランのフレッシュな美味しさをキープするため入れるが、添加量はできるだけ控えているとのこと。
RVF(ルヴュ・デ・ヴァン・ドゥ・フランス)やルージュ・エ・ブラン(フランスの自然派の優良生産者達を丁寧に紹介する実直な雑誌)での評価も高い、今後の活躍が楽しみな期待の出来る生産者です。

ワイン名
2010年 Touraine Le Vilain P'tit Rouge トゥーレーヌ ル・ヴィラン プチ ルージュ赤 辛口
品種
コー80%樹齢30年。
カベルネフラン20% 樹齢35年。
土壌は南側丘陵地の粘土石灰質土壌。
栽培
コーはカベルネフランより10日間ほど早くに熟すので、収穫は別々に行う。
両品種とも十分に熟してから手作業で収穫。

IMG_2847.jpgトゥ―レーヌ ル・ヴィラン プチ ルージュ

醸造・熟成
ブドウを収穫後除梗、アロマキープのため17度の低温でコンクリートで3〜4週間ほど醗酵。酵母添加なし。
リカールは余分なタンニンを抽出しないために、醗酵中に以前行っていたピジャージュは止め、醗酵中は果帽に軽くジュース(ワイン)をかける作業アロサージュ(花などに水をあげる作業での意味。)のみを行う。
プレス後はフリーランジュースのみを、1年、2年、3年ものの樽を1/3ずつ使用し15ヶ月間熟成。
マロラクティック発酵後、軽くフィルターにかけ(それにより、還元臭などがついてくるのを防ぐ)ボトリング。
特徴
ル・ヴィラン=直訳すると”いやなやつ”
しかし、憎めないかわいい小悪魔がニヤリと笑うラベルが微笑ましいです。
2010は、やわらかくバランスの良いタンニンがあり、繊細でエレガントな味わいです。
主な販売店
パリミシュラン星付き:Chikito/Cottage Trianon/Carré des Vosges  ほか約30件
ワインバー
パリ:l'Ebauchoir / l'Annexe/Tagada/Tourbillon
ワイン名
2011年 Touraine Le Petiot      トゥーレーヌ ル・プチオ 白 辛口
品種
ソーヴィニヨンブラン100% 樹齢30年
南北東方面の緩やかな傾斜地、(白色)粘土石灰質土壌が表面を覆い、地中はチュフォ(石灰土壌と珪土質土壌シリスの混ざったもの)
栽培
ビオロジック(ABは2012年認定予定)

IMG_2627.JPGトゥ―レーヌ ル・プチオ

収穫量
50hl/ha。
醸造・熟成
空気圧圧縮機でプレス後、ステンレスタンク内で4-5日間10℃の状態でデブルバージュ(前清澄)され、自然にオリを取り除く。
コンクリートとステンレスタンクで15-17℃の低温で約3週間発酵 、その後ステンレスタンクと2年ものの円錐型木樽でシュール・リ熟成(ボトリング時期にもよるが平均5ヶ月)を経てボトリングされる。熟成期間は、約2ヶ月。酵母の添加はなし。
特徴
2011は収穫したブドウに腐敗ブドウも見られたので、選果作業に力を入れた。仕上がった印象としては2010より果実味が良く出ており、奥行きのある味わい、2010年よりふくよかさも感じられる。
主な販売店
パリミシュラン星付き:Chikito/Cottage Trianon/Carré des Vosges  ほか約30件
ワインバー
パリ:l'Ebauchoir / l'Annexe/Tagada/Tourbillon
ワイン名
N.V.10年 VdT Mousseux  
Le VinSans Ricard   ムスー 
ル・ヴァンサン リカール 白 発泡 辛口
品種
ソーヴィニヨンブラン100% 樹齢30〜50年
南北東方面の緩やかな傾斜地、(白色)粘土石灰質土壌が表面を覆い、地中はチュフォ(石灰土壌と珪土質土壌シリスの混ざったもの)
ただ畑の区画は必ずしもプチオではなく、年によってトロワ・シェーヌであったり、プチオだったりする。ぶどうの度数や味わいによって決める。

IMG_2518.jpgVdT ムスー

栽培
ビオロジック(ABは2012年認定予定)
収穫量
30 hl/ha
醸造・熟成
空気圧圧縮機でプレス後、ステンレスタンク内で10℃の状態で3週間と長い間デブルバージュ(前清澄)され、自然にオリを取り除く。
3年物の樽でワインとカーヴ共に13〜16℃の状態で約1〜2ヶ月間醗酵、醗酵終了前に残糖成分が15〜20gになった時点でステンレスタンクに入れ、ステンレスの平板で-2℃に冷却して軽くフィルター(珪藻土)に通してボトリング。
その後はビンで11〜12ヶ月寝かせられる。長期間熟成させるのは、ブリュットな青みとフレッシュさだけを感じるようなものではなく、よりグルマンで柔らかさとふくよかさのある味わいに仕上げるため。
ヴォルテックス輸入のキュヴェは、よりドライな味わいが引き立つように澱引きなしの状態で輸入される。フランス国内用はデゴルジュマン後、同じワインで不足量が継ぎ足され栓がされる。いずれにせよ酵母などの添加はない。
特徴
細かくて優しいガスと、若々しい果実の酸味がさわやかさを醸し出す。採れたてのブドウの皮を食べたときのようなパリッとした新鮮さと皮の内側に溢れるジューシーさがワインの中にある。
ヴァンサン・リカール曰く、自然な発砲酒なので少々の濁りもあるし、泡の立ち具合も保存温度や状態によって変わってくる。
ラベルの   「Le Vinsans Ricard」
Vincent Ricard生産者 = Le Vin Sans Ricardワイン名
読み方は、どちらもヴァンサン・リカール。
表記は、ヴァンサン・リカール(人名)=リカールなしのワインの意味。
リカールとは、フランス人の親父様たちが水で割って好んで飲む半透明色のアブサンのようなアルコール。このペティヤンを飲めばリカールは必要なくなる!?との意味を込めて。
近日中に収穫予定のソーヴィニヨンブラン.JPGソーヴィニヨンブラン
VR手作業での収穫.JPG収穫の様子
VR2Stockage.JPG広い地下セラー
このコンクリートタンクで一部プチオが醗酵中.JPGコンクリートタンク
RIMG1273.JPGイラストレーターの書いたラベルたち
RIMG1274.JPGイラストレーターの書いたラベルたち

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