エマニュエル・ウイヨン 有限会社ヴォルテックス

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ブルゴーニュ地方の町ボーヌからジュネーヴに向かっておおよそ2時間ほど車を走らせると、アルボワの地に到着します。
この周辺は、フランス産ハードタイプのチーズにおける最高峰「コンテ」の名産地であり、ブドウ栽培だけではなく牧畜がとても盛んな場所でもあります。

ピュピヤン村においてワイン造りを営むエマニュエル ウイヨンは、ヴァンナチュールの生産者の誰もが尊敬して止まない、ピエール オヴェルノワで15歳の頃より働いていました。
オヴェルノワ氏は数年前に引退、現在はビオのパン職人としてこれまた最高に美味しいパンを毎日焼いています。
オヴェルノワパン.jpg訪れるたびに、「自分のワインは1日に3回は変化する。だから1年では1000回近くの変化を楽しむことができるのだよ。10年以上は熟成するから、そうすると10000回の変化だな。」と語っていたことを思い出します。
ウイヨンは、オヴェルノワの造ったワイン、30年以上も使用している発酵タンクや古樽だけではなく彼の哲学を正統に引き継いだ人物で、ある大変に難しいヴィンテージの醸造の際に、亜硫酸の添加を迷っていた師匠のオヴェルノワに対してウイヨン本人が、使うべきではないと進言したという話があるほどです。
ウイヨンのワインは、彼が飲み頃と判断した段階で出荷されることが一般で、そのため蔵にはさまざまなヴィンテージのワインが静かに熟成しております。

ワイン名
Arbois Pupillin Chardonnay 2004年  アルボワ プピヤン シャルドネ 白 辛口
品種
シャルドネ100%
標高300~320Mの北西向き斜面で2ha
黄色を帯びた砂利が表土にある粘土石灰質土壌で、樹齢35年

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栽培
ビオディナミ
特徴
白は、30年以上使用している600リットルの古樽で発酵及び熟成
熟成期間は27ヶ月以上で、その期間のオリ引きはおこなわない。
ワイン名
Arbois Pupillin Ploussard 2006年   アルボワ プピヤン プルサール 赤 辛口
品種
プルサール100%
標高200~320Mの北から南向きまで、4区画に点在する2ha
泥灰土で、樹齢7年、30年及び60年
醸造・熟成
35hlのタンクでセミマセラシオンカルボニックによる発酵
発酵期間は概ね45日で、熟成は600リットルの古樽で12ヶ月以上。どちらも、清澄及びフィルター作業をおこなわずにビン詰め。

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ワイン名
Arbois Pupillin Savagnin 2004年            (2回目のビン詰め分)   アルボワ プピヤン サヴァニャン 白 辛口
品種
サヴァニャン100%
標高220~260Mの北、北西向き斜面の1.5ha
泥灰土で、樹齢5年と30年

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栽培
ビオディナミ
醸造・熟成
この年のサヴァニャンはとても酸が高く、堅固なワインでピュピヤンのテロワールを正統に表現する長熟のヴィンテージと述べております。
サヴァニャンは、酸膜酵母が着いたヴァンジョーヌになる樽は低湿度のカーヴに置き、この2004年以下の「ウイヤージュ(補液)」するものについては、80~90%の高湿度の部屋に置きます。ウイエの回数は概ね1週間に1度の割合で行いますから、その回数は年間50回近くに及び、長い熟成期間を経ているものに至っては気が遠くなるような回数となります。ウイヨンによると、サヴァニャンは熟成させなければ本質を判断することが難しい品種であり、熟成によって劇的に変化するとのこと。ヴィンテージや樽ごとのキャラクターを正確に見極めることが最も重要であり、難しい作業であるとも述べています。
IMG_2402.jpgオヴェルノワと畑の様子を見るウイヨン
IMG_2387.jpg熟したプルサール
IMG_2389.jpg種が茶色く色付いてきたら実が熟してきた印(赤ブドウの場合)
IMG_2393.jpgへた部分が赤くなるのも熟し具合をみる目安(赤ぶどうの場合)
IMG_2397.jpg8月末のシャルドネ
IMG_2368.jpg村の入り口
IMG_2406.jpg丘の上にPUPILLINの文字
IMG_2376.jpgプピヤン村の協会
IMG_2378.jpgオヴェルノワ
IMG_2435.jpgパン工房では蜂蜜も造っています。

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