ルーデイ・ピヒラー 有限会社ヴォルテックス

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オーストリアの秘宝!ルーディー・ピヒラー

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「オーストリア好きにはたまらない、いかにもヴァッハウらしい」

ルーディのワイン造りの基本は、「完璧なブドウ」を育てることです。
カビの発生した実を取り除くだけではなく、その跡をひとつひとつ綿棒でアルコール消毒する。貴腐果は全て排除し、健康なブドウの生理学的成熟を最大限待つ。そのため年にもよりますが、多い時には1本のブドウを5回にわたって収穫したりもします。

「最大限の生理学的熟成を待ってからの収穫」について彼は以下のように考えています。
「最近は生理学的熟成を待たずに収穫をするのが正しい、という言い方をする生産者がいるが、ここヴァッハウの特に中部以西では成熟期から収穫期にかけて朝晩の気温はかなり低く、十分な生理学的成熟を待っても、ブドウの酸が極端に下がったり過熟でテロワールのディフィニションを失うような事態は起こらない。むしろ、待てば待つほどテロワールの個性を蓄積する、と言える。ただし、風味の豊かさよりエレガントさを重視するリースリングではアルコール度が13%を超えることは避けたいので、近年はリースリングをグリューナー・ヴェルトリーナーより若干早めに収穫している。」

彼の完璧主義は徹底して畑に注がれ、醸造は至ってシンプルです。基本的にグリューナーもリースリングも、フェーダーシュピールもスマラクトも、造りに変わりはありません。ブドウは全て除梗。可能な限り天然酵母による発酵を待ち、MLFとバトナージュを行わないこと、完璧に健全な果実のみだからこそ許される長いスキンコンタクトにより、ブドウの皮からもテロワールの個性を引き出すのが特徴と言えます。

Rudiは07年以来Rieslingについてはアルコールが13.5%以上にならないよう、しかし果実の生理学的熟成を犠牲にすることのなくこれを達成するために、各畑を従来より細かいプロットに分けて収穫回数を増やし、より細かいバッチでの醸造をしています。収穫バッチを増やしたことの効果で、よりテロワールの個性がコンパクトな風味の中に凝縮されていると言えます。

2010年度ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー受賞!
オーストリアで最も権威あるワイン雑誌Fallstaffでの評価

この賞は、過去10年のワイン評価をもとに選出され、一生に一度しか与えられないもので、オーストリアを代表するワイナリーとして認められたことを意味します。
クラシカルなヴァッハウのスタイルと言われるルーデイーのワインは、収穫の際に徹底して貴腐果を取り除くことにより、シャープで透明感のある味わいに仕上がることが最大の理由です。まさに完璧主義から生まれる高貴な辛口白ワインといえます。

『新 自然派ワインを求めて_オーストリアワインの魅力』
オーストリアこの生産者を買えば間違いない!冒頭写真にも取り上げられております。

ワイン名
2012 Gruner Veltliner Federspiel                   グリュナーフェルトリナー フェーダーシュピール 白 辛口
品種
グリュナーフェルトリナー、樹齢10〜40年。収穫量 55〜65hl/ha。
原成岩、片麻岩、レス
収穫・醸造
9月中旬〜10月に手摘み、畑における複数回のセレクション。
100%除梗後、3〜12時間の低温浸漬。発酵は18〜22℃のステンレスタンクで行う。
特徴
ドナウ渓谷の下部から斜面底部ヒルサイドのレス部分、さらに原成岩急斜面の最上部など様々な区画のブレンド。ブドウの生理学的熟成を達しつつも、フレッシュな風味と酸を失わぬよう、各区画収穫最適期を見極めることで、軽快なアルコールと生き生きとした果実味を、スパイシーでアロマティックかつ複雑な香味と同時に味わうことができます。
ほのかに白桃などジューシーな甘味のある香りで、柑橘系の苦味をやや感じます。空気に触れるとより果実の甘やかな香りが引き立ちます。グルタミン酸などの旨味と後味に苦味を感じ、魚介の塩味の炒めものや鯛の昆布〆などによく合います。
ワイン名
2012 Gruner Veltliner SMGD Kollmutz
グリューナーフェルトリナー スマラクト コルミュッツ 白 辛口
品種
グリューナーフェルトリナー
原成岩、片麻岩。南及び南西向き。標高240m。樹齢40年以上。
収穫・醸造
11月に手摘み、畑における複数回のセレクション。100%除梗後、6〜12時間の低温浸漬。発酵は18〜22℃のステンレスタンクで行う。
特徴
原成岩土壌急斜面のテラス状畑に植えられた樹齢40年以上のグリュ―ナー・ヴェルトリーナーのもたらす、端正な石果の香味と、複雑で凛としたミネラルが魅力です。若いうちは透明感溢れ、熟成によって複雑で円やかな香味に転じます。芯のあるミネラルと夜間の低温が保つ酸のため、実測値ほどのアルコールを感じさせず、むしろ軽快で筋肉質の味わいがあります。
やや青みがかった中程度の黄色で柑橘系の爽やかな香りがありながら、南国のフルーツの香りも控え目に感じます。空気に触れるとよりパイナップルなどの甘味のある香りが前面に表れます。アタックに甘味を感じ余韻にミネラル由来の苦味を残しつつ、柔らかな酸味でスッキリとさせてくれます。しっかりとした骨格で肉厚な印象です。白身のお魚の蒸し物や木の芽や柚子胡椒などを使った爽やかな香りのある和食、ハーブなどを使ったオイルベースのパスタなどと相性良く楽しめると思います。
ワイン名
2012 Gruner Veltliner SMGD Achleiten
グリューナーフェルトリナー スマラクト アハライテン 白 辛口
品種
グリューナーフェルトリナー
原成岩、片麻岩。南西向き。標高240m。樹齢40年以上。
収穫・醸造
10月〜11月に手摘み、畑における複数回のセレクション。100%除梗後、12〜18時間の低温浸漬。発酵は18〜22℃のステンレスタンクで行う。
特徴
南西向き斜面という決して有利ではない条件を”鋼のようなミネラル”という美点に転じた、ルーディー・ピヒラーを象徴する通人向けワイン。
やや濃い目の黄色で、熟したフルーツやコンポートシロップなどの甘味と柑橘系の皮などの苦味があります。たっぷりとした厚みのあるスタイルで、今のところ酸は控え目に感じられます。アハライテン特有の黒々としたミネラル分を感じられる、長期熟成を期待できるポテンシャルを持っているワインです。アハライテンとコルミュッツはどちらも原生岩土壌主体で樹齢も40年ほど、斜面の向きも南西と真南でほぼ同じです。コルミュッツの方が酸が強く感じられる理由は、この畑が近くの森から吹き付ける冷たい風の影響を強く受けるためで、どの年でも酸の値だけはコルミュッツが上回るとのことです。牡蠣の海藻蒸しや、揚げ物、青みを感じる川魚などと相性良く楽しめます。
ワイン名
2012 Weissburgunder SMGD Kollmutz               ヴァイスブルグンダー スマラクト コルミュッツ 白 辛口
品種
ヴァイスブルグンダー 樹齢40年以上。収穫量 35-45hl/ha。
原成岩、片麻岩、レス。単一畑。
収穫・醸造
10月に手摘み、畑における複数回のセレクション。
100%除梗後、6〜12時間の低温浸漬。発酵は18〜22℃のステンレスタンクで行う。
特徴
クフューラークナイスを主体とした原成岩土壌と樹齢の高い古木のヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)という非常にユニークな組み合わせが、軽やかなミネラルと生き生きとした酸、トーンの高い硬質なオレンジの香味を持った、世界に二つとない魅力的なヴァイスブルグンダーを生み出します。
本来はより軽く躍動感溢れる酸があり、広範囲な料理と合わせることのできるワインです。この年は乾燥した天候に加えて原成岩と片麻岩の畑に植えられている影響により(ほとんどのピノブランは粘土や石灰質の土壌に植えられています)現状ではパイナップルなど南国のフルーツを想わせる、果実味溢れるボディの厚いスタイルになっています。山菜料理など、苦味と果実の仄かな甘味の相性が良いです。乾燥した年であったにも関わらず酸をしっかり保持しているため粘土や石灰質土壌では表現できない特徴的なミネラル分と融合するのを待つ楽しみもあります。
ワイン名
2012 Riesling Federspiel
リースリング フェーダーシュピュール 白 辛口
品種
リースリング 樹齢10〜40年。収穫量 50-60hl/ha。
花崗岩、片麻岩。
収穫・醸造
10月〜11月に手摘み、畑における複数回のセレクション。
100%除梗後、6〜12時間の低温浸漬。発酵は18〜22℃のステンレスタンクで行う。
特徴
軽快なアルコールと生き生きとした酸と果実味、スパイシーでアロマティックかつ複雑なミネラル香味といった全てを同時に味わうことが出来るルーディーの名刺代わりとも言えるベストセラー。
透明感のある淡い色合いで、抜栓当初はフレッシュハーブの様な爽やかな青みのある香りで控えめな印象ですが、時間の経過とともに奥底からこのワインがもつ果実感が湧き上がって来ます。柑橘系のキリッとした酸にミネラル由来の苦味も感じられます。例年よりもやや端正なイメージでさらりとしていますが、彼のフェーダーシュピールが手頃な価格で高品質であるため極めて人気の高いワインであることからスマラクトにするわけには行かないため、このワインにおいてはかなり早く収穫したためと思われます。(暑かったので、例年どおりの収穫ではフェーダーシュピールにはなりません)日本人としては、それが結果的に幸いしているようにも思えます。白身の焼き魚や、甲殻類や野菜の揚げ物などに相性が良いです。
ワイン名
2012 Riesling Smaragd Achleithen
リースリング スマラクト アハライテン 白 辛口
品種
リースリング 樹齢40年以上。収穫量 30〜40hl/ha。
畑 Weissenkirchner Achleiten の0.5ha
土壌 “ゲフューラー・クナイス”(花崗岩の一種)と原成岩
向き 南西および西
標高 230~320mの極めて急峻な斜面にあるテラス状の畑
特徴
南西向き斜面という決して有利ではない条件を“鋼のようなミネラル”という美点に転じた、 ルーディ・ピヒラーを象徴する通人向けワインです。日照量のハンデは地熱を利用していま す。入念なキャノピー・マネジメントと長いハンギングタイム、収穫時の厳しい選果等によ り、足がすくむ花崗岩超急斜面から地中のダークなミネラルをワインに封じ込めることに成 功しました。若いうちは膨大なミネラルがやや固く苦味が前面に出ますが、2~3年を経て 深い陰影と緊張感が出現します。ヴィンテージに関わりなく20年は熟成向上を期待できま す。 白い花のような香りに白桃など甘味のあるフルーツの香りがあり、華やかな印象です。ア タックにはほんのりと飴の様な甘味があり、ボディは厚くしっかりとして焦点がぴったりと 定まった感じがあります。原生岩土壌由来の黒々としたミネラルに加えて暑かった年であるにも関わらず鋭角的な酸がしっかりと感じられる、アハライテンならではの絶妙なバランスを備えたワインに仕上がっております。

LinkIcon2011年リリースの資料はこちらです。

写真 4.JPGグリューナーフェルトリナー フェーダーシュピール
写真 2.JPGグリューナーフェルリSMGD コルミュッツ
写真 3.JPGグリューナーフェルトリナ−SMGDアハライテン
写真 5.JPGヴァイスブルグンダーSMRDコルミッツ
写真 6.JPGリースリング フェーダーシュピュール
写真 1.JPGリースリングSMGDアハライテン

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